Genspark(ジェンスパーク)
ジェンスパーク

Genspark とは、AI エージェントが調査・資料作成・表の作成・電話の代行などを引き受け、作業の完了までを目指す AI ワークスペースである。
Genspark(ジェンスパーク)は、依頼を受けた AI エージェントが Web を調べ、資料を作り、ときには電話までかけて、作業を完了させることを目指す AI ワークスペースである。中心にある「スーパーエージェント」が、用途に応じて複数のモデルやツールを内部で使い分ける。
質問に答えるのが主な役目のチャット AI とは、ゴールの置き方が違う。「タイの製造業向けの AI 導入事例を 5 件調べて比較表にして」と頼むと、検索・要約・表の作成までを 1 回の依頼で進める。
主な機能
| 機能 | できること |
|---|---|
| AI スライド | テーマや原稿から、編集できるプレゼン資料を生成する |
| AI シート | 調べた情報を表に整理し、集計やグラフまで作る |
| 調査レポート | 複数のサイトを横断して調べ、出典付きのページにまとめる |
| AI ブラウザ | エージェントが Web ページを開いて操作する |
| 電話の代行(Call For Me) | 予約や見積もり依頼の電話を AI が音声でかける |
このほか、画像・動画の生成機能も持つ。
料金
処理量をクレジットで数える方式で、無料プランには 1 日あたりのクレジット上限がある。有料プラン(Plus / Pro)では月あたりのクレジットが増え、上位の機能も使える。資料生成やエージェントの実行は、単純なチャットよりクレジットの消費が大きい。金額や付与量は改定が多いので、契約前に公式の料金ページで確認したい。
業務で使うときの注意
- 出典の確認: 調査結果は要約で、誤りや古い情報が混ざる。意思決定に使う数字は元のページで確かめる
- データの扱い: アップロードした資料や依頼内容の保存先と、学習に使われるかを規約で確認し、顧客情報や社外秘は入れない
- 成果物の仕上げ: スライドの体裁は整うが、主張の妥当性と自社テンプレートへの統一は人が仕上げる
- 定常業務との使い分け: 社内データを扱う定常業務は、権限と監査を設計した自社の AI エージェントのほうが管理しやすい
複数のエージェントを協調させる設計の考え方はエージェント・オーケストレーションで解説している。業務に組み込む AI エージェントの設計や PoC は AI・DX サービスで支援している。
関連用語

Outside the Loop
Outside the Loop とは、人間が成果の仕様だけを指定し、実装の詳細をすべて AI エージェントに委ねる協業モードであり、バイブコーディングとも呼ばれる。

アンビエントAI
アンビエントAI(Ambient AI)とは、ユーザーの環境に常駐し、明示的な指示がなくてもセンサーデータやイベントを監視して先回りで行動する、環境溶け込み型の AI システムを指す。

In the Loop
In the Loop とは、AI エージェントの出力を人間が逐一レビュー・修正する協業モードであり、品質管理は確実だがエージェントの生成速度に人間のレビューが追いつかないボトルネックが生じやすい。

AIエージェント
AIエージェントとは、与えられた目標に対して自律的に計画を立て、外部ツールを呼び出しながらタスクを遂行するAIシステムのことである。