画像生成 AI

ガゾウセイセイエーアイ

画像生成 AI

画像生成 AI とは、テキストの指示や参考画像から新しい画像を生成する生成 AI の総称で、広告・資料・EC の素材制作に使われる。商用利用では権利と利用規約の確認が欠かせない。

画像生成 AI は、テキストの指示(プロンプト)や参考画像から新しい画像を作る生成 AI の総称である。広告バナー、Web サイトの挿絵、EC の商品イメージ、社内資料の図版などの制作で、ゼロから描く時間を大きく縮められる。

代表的なサービス

サービス特徴
ChatGPT の画像生成(API は GPT Image)会話しながら修正でき、文字入りの画像も扱いやすい
Gemini の画像生成Google のモデル。参照画像の人物や商品を保ったままの編集が得意
Midjourney写真調・芸術表現の品質に定評がある
Stable Diffusion 系オープンなモデル。自社サーバーで動かせ、LoRA で画風を固定できる
Adobe Firefly商用利用を前提に学習データを管理し、Photoshop などと統合
Canva などデザインツール内蔵テンプレートと組み合わせて、デザイナーでなくても使える

どれが最適かは用途で変わる。文字の入った告知画像なら ChatGPT、既存の商品写真の背景差し替えなら Gemini、ブランドの画風を固定した大量生成なら Stable Diffusion 系、という選び方がひとつの目安になる。

業務で使うときの手順

  1. 媒体・サイズ・ブランドの色・避けたい表現を先に決める
  2. 被写体・構図・スタイル・光・背景を具体的に書く。英語のほうが安定するサービスもある
  3. 1 回で決めず、4〜8 案から選んで部分修正する
  4. 文字入れ・トリミング・色調整は既存のデザインツールで仕上げる
  5. どのサービスで、どのプロンプトで作ったかを記録し、後から権利と再現性を確認できるようにする

料金

無料枠(枚数や解像度に制限)、月額のサブスクリプション、API の従量課金の 3 形態が一般的だ。自社サーバーで動かす場合は GPU 費用が中心になる。商用利用の可否と生成物の権利の扱いはプランによって違うため、契約前に確認したい。

商用利用と権利の注意

日本では、人の創作的な関与がないまま AI が生成した画像には著作権が認められにくいと考えられている。自社の生成物を他社に真似されても主張しにくい一方、既存の作品に似た画像を生成して使えば侵害になりうる。有名人の顔、他社のロゴ、キャラクターを含む生成は避けたい。

実在の製品や実績に見える画像を作らないことも大切だ。ディープフェイクへの悪用を防ぐ観点から、生成した旨の記録(来歴情報)を残しておくとよい。誰がどの用途で使ってよいかをガイドラインにまとめ、チェック担当を置くのが現実的な運用である。動画については Sora の項目で、提供終了後の代替サービスとあわせて整理している。生成 AI の業務導入とガイドライン整備は AI・DX サービスで支援している。