AI モード(Google AI Mode)
エーアイモード

AI モードとは、Google 検索に組み込まれた生成 AI の検索モードで、質問を重ねながら要約された回答と出典リンクを得られる機能である。
AI モード(Google AI Mode)は、検索結果の一覧を読む代わりに、AI が裏側で何度も検索を行って答えをまとめる Google 検索の画面である。検索窓の近くにある「AI モード」タブから切り替えて使い、日本語・タイ語を含む多くの言語に対応している。
AI Overview(AI による概要)との違い
| AI Overview | AI モード | |
|---|---|---|
| 表示場所 | 通常の検索結果の上部 | 専用のタブ(画面全体) |
| 操作 | 読むだけ | 追加の質問を重ねられる |
| 回答の深さ | 短い要約 | 複数の検索を内部で行い、比較表や手順まで作る |
| 出典 | 要約にリンクを併記 | 回答の横にリンク一覧 |
AI Overview が「いつもの検索結果に付く要約」なのに対し、AI モードは検索そのものを対話に置き換える。Google は、質問を小さな検索に分けて同時に調べ(クエリ ファンアウト)、その結果から回答を組み立てると説明している。
向いている質問
条件が多く、普通の検索なら何度も調べ直すような質問ほど差が出る。「タイで法人を設立するときの費用と期間を、BOI の恩典を受ける場合と受けない場合で比べて」と書けば、比較表と出典がまとめて返ってくる。続けて「日系の製造業に限ると?」と絞り込めるのも、キーワード検索にはない使い勝手だ。
反対に、行き先のサイトが決まっている検索や、一次情報を直接見るべきデータの確認では、通常の検索のほうが早い。
料金
無料で使える。Google アカウントでログインすると履歴を引き継げる。有料の Google AI プラン(Google AI Pro / Ultra)では、より高性能なモデルの選択や利用上限の拡大が提供される。
情報を発信する企業への影響
AI モードでは、利用者が検索結果のリンクを開かずに用件を済ませる場面が増える。企業サイトにとっては、上位に表示されるかに加えて、AI の回答に出典として引用されるかが流入を左右するようになった。定義や数字をページの冒頭で明確に書く、一次情報を載せる、といった GEO(生成エンジン最適化)の考え方がここで効いてくる。
注意点
- 回答は要約であり、誤りや古い情報が混ざることがある(ハルシネーション)。数字・日付・法規制は出典で確かめる
- 業務の機密情報を質問文に入れない。社内の資料を根拠に答えさせたいなら、社内向けの RAG を使う
AI 検索を前提にしたコンテンツ設計や社内 AI の導入は、AI・DX サービスで支援している。
関連用語

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